クンシラン(君子蘭)

南アフリカ、ナタール地方原産のヒガンバナ科の多年草。明治初期渡来。花期は5〜6月、1花径に10〜20輪の漏斗状に正開した黄だいだい〜赤だいだい色の花を散状につける。一般にクンシランとして出回っているのは、ウケザキクンシランと云って橙赤色の大きな花が上を向いている咲くように改良されたものが主流になっている。名前の由来は学名に「高貴」と云う意味があるので、日本では君子蘭と名づけられたと云う事です。名前から蘭の一種と間違えられるが、まったく別の品種です。

3月初旬、福岡緑化センターに寄りました。温室の中で綺麗なクンシランが咲いていました。

2011年3月5日 福岡県うきは市田主丸・福岡緑化センター