クマガイソウ(熊谷草)

北海道、本州、四国、九州の山地の林内に稀に生えるラン科の多年草。花期は4〜5月。草丈は20〜40cm。花の直径約10cm。地下茎は横走りする。紅紫色の脈がある袋状のものは唇弁。葉は扇形で直径10〜20cm。名前の由来は、袋状の花を、熊谷次郎直実の背負った母衣(ほろ・矢除けの布製の袋)に見立てた。

4月下旬、島根県奥出雲の船通山のカタクリの花を写そうと広島県庄原市のかんぽの郷庄原に向かう。途中、島根県邑智郡邑南町の「野草の楽園」に寄りました。園内で素敵なクマガイソウがたくさん咲いていました。

2016年4月24日 島根県邑智郡邑南町 「野草の楽園」