クジャクチョウ(孔雀蝶) タテハチョウ科タテハチョウ亜科

@時期:ふつう年2回、6〜10月に 出現。成虫で越冬。A生息地:本州では山地性。北海道では平地にも見られる。B見られる場所:アザミ類やマツムシソウなどの花や腐果に集まる。C分布:北海道、本州(中部地方以北)。D大きさ:26〜32mm。E雌雄:よく似ている。F季節型:ない。G食草:イラクサ科のホソバイラクサ、クワ科のカラハナソウなど。
地味な木肌模様のはねを開くと、真紅の地に妖艶な孔雀紋が4つ。日本産の亜種名はgeisha(芸者)。@マツムシソウなどに群かって飛び、高原の夏に彩りをそえる。渓流沿いの林道などで見かけることも多い。素早く飛び、花にもよく訪れるが、落果や獣糞にも集まる。はねをすり合わせて音を出すといわれている。アイシャドウをひいた眼状紋が艶っぽい。(「ヤマケイポケッテガイドH チョウ・ガ」より)

2013年7月15日、長野県諏訪郡下諏訪町の八島ヶ原湿原に寄りました。クジャクチョウが岩の上で休憩していました