大きさ:112cm。分布:稀な冬鳥または旅鳥として各地に渡来する。兵庫県豊岡市周辺で野生復帰中。環境:河川、水田、湿地、湖沼。CR(絶滅危惧IA類)、特別天然記念物。弥生時代から親しまれてきた日本の鳥。体が大きく、ツルに間違えられやすい。昔から描かれる[松に鶴]も本種の誤認。雌雄同色で頭から背、肩羽、下面は白く、雨覆や風切が黒い。嘴は黒く、足は赤色。弥生時代の水田跡から足跡か見つかるなど、江戸時代までは全国に生息していた。現在、国内の繁殖個体群は絶滅し大陸産亜種が稀に渡来する。2005年から兵庫県豊岡市で野生復帰に向けて飼育増殖個体を放鳥し、野外繁殖にも成功している。魚類や小動物を食べる。繁殖期には嘴を打ち鳴らして求愛する。翼に褐色み、嘴に赤みがある。本種は世界的希少種。日本では特別天然記念物であり、1965年から保護増殖を進めている。水辺で魚類やカエル、甲殻類、ネズミなどを食べる。飛ぶと下面の白と風切の黒とのコントラストが明瞭。(名前がわかる野鳥大図鑑より)
3月初旬、福岡県小郡市松崎の大添溜池に寄りました。コウノトリがいました。