コシオガマ(小塩竈)

日本全土の山野の草地、丘陵地などに生えるゴマノハグサ科の1年草(半寄生)。花期は8〜10月。草丈は20〜60cm。全草に腺毛が有る。花の径は約2cm。花冠は太い筒型で2唇弁に分かれます。名前の由来は、小形のシオガマの意味です。塩竈とは塩を焼くかまどで、昔は浜をいろどる景色の一つで風情が有って美しかったのでしょうね。シオガマと云う花は、花だけでなく、葉まで美しいので、葉まで美しい(浜で美しい)となぞらえて付けられたとか。

9月下旬、佐賀県唐津市七山村の樫原湿原付近に寄りました。駐車場から湿原に行く途中の土手で可愛いコシオガマを見付けました。

2024年9月28日 佐賀県唐津市七山 樫原湿原付近