コミスジ(小三筋) タテハチョウ科タテハチョウ亜科

@時期:関東では年2〜3回、4〜10月に発生。A生息地:山地、丘陵地の林縁、市街地。B見られる場所:クリ、イタドリなどで吸蜜。獣糞、腐果にも集まる。C分布:北海道〜九州。D大きさ:22〜30mm。E雌雄:雌はやや大きく、はねが丸みをおびる。F季節型:春季に発生する第1化は、雌雄とも表面の白線が幅広い。G食草:マメ科植物、ニレ科のハルニレなど。

小形で、いちばんふつうに見られるミスジチョウの仲間。Aはばたきと滑空をくり返し、ワルツを踊るように軽やかに林の間を飛んでいく。裏面は、にぶく光る銅色の地に白い帯が入る。雄は、同種の雄や雌を追いかける習性がある。G幼虫は葉の主脈を残して食べ、すだれ状の隠れ家をつくる。黒地に白いすじが3条あり、すっきりと美しい。(「ヤマケイポケッテガイドH チョウ・ガ」より)

2018年9月18日、大分県竹田市荻町陽目の白水の滝に寄りました。コミスジを見つけました。