コヒルガオ(小昼顔)

本州、四国、九州の日当たりのよい草地や道ばたにふつうに生えるつる性の多年草。地中に白色の地下茎を伸ばして増え、つるは他のものに絡み付いて伸びる。葉は互生し、長さ3〜7cmの鉾形で基部が耳のように横に張り出す。この張り出した部分が2裂するものが多い。葉腋から長さ2〜5cmの花柄を出して淡紅色の花を1個つける。花江の上部には縮れた狭い翼がある。花冠は直径3〜4cmの漏斗状。萼は5裂し、大きな苞に包まれている。ふつう結実しない。花期は6〜8月。名前の由来はヒルガオに比べると葉や花が小さい事による。

6月中旬、福岡市の中心部の天神から舞鶴公園まで歩いていきました。福岡城趾のお堀の縁で可愛いコヒルガオの花を見つけました。

2010年6月19日 福岡市中央区