大きさ:37.5cm。分布:冬鳥として全国に渡来。北海道と本州の一部で少数が繁殖する。環境:湖沼、池、河川。日本産淡水ガモ類で最小。オスは頭部が栗色で、目の周りから後頭が緑色。体は灰色で、白い肩羽の外縁が体側で白い縦帯を作る。下尾筒は黒く、側面に黄白色斑がある。メスは全体に褐色で、黒褐色の斑紋がある。希に渡来する亜種アメリカコガモは、オスの体に白い縦斑がなく、胸の横に白い横帯がある。各地の淡水域で普通に見られ、細い河川でも見られる。主に水性植物を食べる。首を伸ばしたり、体を伸ばし首を縮める。オスの求愛ディスプレイが観察しやすい。越冬中は群れで過ごす、飛ぶと緑色の翼鏡と、その上下の白線がよく目立つ。成鳥オスは、ピリッピリッと鳴く。成鳥メスはグェッグェッと鳴く。(名前がわかる野鳥大図鑑より)
1月下旬、福岡県福岡市南区野多目の野多目大池によりました。池の中にコガモを見つけました。