コブシ(辛夷、又は拳)

山野に見られるモクレン科の落葉高木で庭木としても植えられる。花期は3〜5月で葉より先に径6〜10cmの芳香のある白花を開く。高さ10〜20mになる。北海道、本州、四国、九州、朝鮮(済州島)に分布。ハクモクレンに似るが、コブシは花の下に葉が一個つく。果実も違い、集合果でこぶが多く、長さ5〜10cmで、熟すと袋果が裂け、赤色の種子が白い糸でたれ下がる。

3月中旬、自宅近くの空地で咲き始めたコブシの花を見付けました。

2023年3月10日 福岡県那珂川市山田地区