キバナノショウキラン(黄花の鍾馗蘭)

本州、四国、九州の山地の林中や笹原に生える葉緑素をもたないラン科の腐生植物。花期は6〜7月。茎は直立し全体に黄褐色を帯び、高さ20〜50cm。葉は退化して鱗片状。茎頂に10数個の花をつける。花は淡黄褐色で直径約3cm。長い柄がある。唇弁内面に紫色斑点がり、先端下部は距状に突き出る。名前の由来は花の形を「鍾馗」に見立てた事による。

7月下旬、由布市庄内町の男池園地に寄りました。園地内でキバナノショウキランに出会えました。少し来るのが遅かったかな。去年は7月中旬だったのでたくさん咲いていました。九重の長者原から久住山に上る途中の登山道にはピンク色の鍾馗蘭が有るのだが、雨が多く出かけられなかった。もう終わっている事だろう。

2019年7月24日 大分県由布市庄内町阿蘇野 男池園地