キンセンカ(金盞花)

南欧原産のキク科の秋まき一年草。高さ30cmくらいで、全体に軟毛があり、葉はへら状。暖地栽培されたものが12〜3月に仏花、盛花用に出荷されるが、春の花壇や鉢植えにも向く。頭花は夜閉じ、黄、クリーム、橙色で、優秀品種の多くは八重咲きで大輪。日本渡来は幕末。昔はよく仏様に挙げる花として買っていた。昔、うちの母は、柳橋の市場の近くで半分萎れかかったキンセンカを安く買い、家に帰って、流しに横たえて、水をジャージャーかけて生き返らせていた。

11月下旬、フォトネット春日のバス撮影会で福岡県北九州市門司区の白野江植物園に行きました。園内ではキンセンカの花が鮮やかに咲いていました。

2021年11月26日 福岡県北九州市門司区 白野江植物園