カワウ(河鵜) カツオドリ目ウ科

大きさ:82cm、W129cm。分布:留鳥として本州から九州に分布。四国では一部は冬鳥。南西諸島では冬鳥。環境:海岸、河川、湖沼。雌雄同色で、全身黒色。背や肩羽、雨覆は光沢がある茶褐色。繁殖期には頭や胸に白い生殖羽が生え、足の付け根には大きな白斑が出る。嘴基部にある黄色の裸出部は、口角の部分が丸みがある。河川の他、内湾などの海辺で普通に見られる。潜水して魚類を食べる。水辺近くの林に集団営巣地(コロニー)を作る。一時は環境悪化で激減したが、近年は個体数が増加し、コロニーでの糞害や魚の食害が懸念されている。愛知県美浜町の「鵜の山ウの繁殖地」は国の天然記念物。尾脂線が未発達のウ類は、潜水した後、、入念に日光浴をして羽毛を乾かす。糞はリン分が豊富で肥料になる。毎日、ねぐらから餌場の川や海へ通う。ねぐらがコロニーになることもある。(名前がわかる野鳥大図鑑より)

6月上旬、福岡県春日市の牛頸川に寄りました。カワウを見つけました。

2020年6月4日 福岡県春日市 牛頸川