カワラヒワ(河原鶸) スズメ目アトリ科

大きさ:14〜17cm。分布:留鳥または漂鳥として本州から九州に分布、北海道では夏鳥。環境:平地から山地の林、人家周辺、農耕地、河原。オスは体がオリーブ褐色で、顔や下面は緑みが強い。翼は黒く、翼角と次列・次列風切の基部が黄色く、飛翔中は翼帯となって目立つ。平地から低山の幅広い環境に生息。繁殖期のオスは、ジュィーン、キリリコロロジュィーンなどとさえずって縄張り宣言し、メスにチョチョチョチチチ…などと鳴き求愛する。樹上に椀形の巣を作り繁殖。巣作りと抱卵はメスが、餌やりは雌雄がおこなう。草の種子が主食で、雛にも種子を親が吐き戻して与える。冬は小群で過ごす。嘴は種子を食べるのに適応して基部が太い形をしている。尾は凹尾。メスはオスに比べ全体に淡色。(名前がわかる野鳥大図鑑より)

2月初旬、福岡県直方市永満寺の福智山ろく花公園に寄りました。園内の樹上にカワラヒワが留まっていました。

2021年2月5日 福岡県直方市永満寺 福智山ろく花公園