カリガネソウ(雁金草)

北海道、本州、四国、九州の山の草地や林のへり、谷沿いなどに生えるクマツヅラ科の多年草。別名ホカケソウ。花期は8〜10月。草丈1m内外。花の長さは3cm内外。長い花糸が突き出て目立ちます。名前の由来は、湾曲する花の形を、渡り鳥のガン(雁)が飛ぶ姿に見立てた名前とのことです。別名は花の形を帆掛け船に例えたものとか。草には独特の蒸れた臭気が有るとの事です。写す時には気がつかなかったが、きっと揉むと臭いがするのだろう。

10月初旬、福岡県福岡市東区の筥崎宮神苑花庭園に寄りました。園内で素敵なカリガネソウの花がたくさん咲いていました。蛾の仲間のホシホウジャクがハチドリみたいに蜜を吸いに来ています。

2023年10月9日 福岡県福岡市東区 筥崎宮神苑花庭園