中国原産のミカン科カラタチ属の落葉低木。普通生け垣として栽培される。高さ３ｍほどになる。花期は４〜５月。葉が展開する前に香りのある白い花が咲く。花の径は３．５〜５ｃｍ。花弁と花弁の間は広くあいている。秋、芳香ある実が黄熟するが食べられない。未熟の実を乾燥させ健胃剤とする。名前の由来は、唐（カラ）から渡来した橘（タチバナ）。唐橘（カラタチ）の略。万葉集に「からたちのうばら刈りそけ倉建てむ」とある。柳川出身の北原白秋の童謡「からたちの花」は有名。
４月中旬、ＯＢ会の歩こう会で「水の城 柳川を歩く」と題して西鉄柳川駅から堀端を歩きました。お堀端でカラタチの花が咲いていました。トゲや実は見たことはありましたが花は初めて見ました。でもこれはカラタチの花だなと確信しました。
