イチモンジセセリ(一文字挵) セセリチョウ科セセリチョウ亜科
①時期:本州各地では2回以上発生。6月から見られ8月下旬以降増加。②生息地:市街地~山地。水田だけでなくあらゆるところで見られる。③見られる場所:アザミ類、キク類、ハギ類などで吸蜜。④分布:本州(関東地方以西)。
⑤大きさ15~21mm。⑥雌雄:雌は腹部が大きい。⑦季節型:8月以降に発生する個体は体色が濃い。⑧食草:イネ科、カヤツリグサ科植物各種。
チョウの種類が減る8月末ごろから急に目につくようになるセセリチョウ。後ろばね裏に銀紋が一文字に並ぶことから、この名がついた。②集団での大移動が知られ、全国で見られるが、越冬定着地は関東以西と考えられている。しばしば水田で大発生してイネを荒らし、幼虫はイネツトムシとよばれて嫌われている。後ろばね裏に、銀の星が一文字に並ぶ。(「ヤマケイポケッテガイド⑨ チョウ・ガ」より)
2010年7月7日、福岡県大牟田市の大牟田ひまわり畑に寄りました。可愛いイチモンジセセリがヨメナの蜜を吸っていました。