インド原産で、古い時代に中国を経て渡来し、本州（関東地方以西）、九州などの荒れ地、河川敷、人里の草地に野生化するアオイ科の一年草。別名キリアサ。花期は７〜９月。草丈５０〜１２０ｃｍ。花の径は１．５〜２ｃｍ。名前の由来は、この草の皮を剥いだ茎の芯を打ち火（うちび）の火口（ほぐち）に使った事から、打ち火が訛って「いちび」になったと云われます。
７月中旬、佐賀県唐津市七山村の樫原湿原に寄りました。付近を散策してイチビの花が咲いていないかと探しました。去年咲いていた場所にちゃんと咲いていてくれました。
