イシガケチョウ(石崖蝶) タテハチョウ科タテハチョウ亜科
①時期:多化性。南ほど発生回数が多く、八重山では年6~7回。②生息地:渓流沿いの樹林周辺。③見られる場所:ダイコン、ソバなどで吸蜜。獣糞、腐果に集まる。④分布:本州(三重県以西)~南西諸島。⑤大きさ26~36mm。⑥雌雄:雌には、地色の黄色いものと白いものがある。⑦季節型:夏型の雄は前ばね先の黒斑が発達。⑧食草:クワ科のイヌビワなど。
デザインも飛び方も一風変わった、個性派のチョウ。細かく羽ばたいては滑空する姿は、風に舞う木の葉とも、水面をすべるアメンボとも形容される。驚かせると葉裏に、はねを開いてぺたりと忍者のように貼りつく。②湿地で吸水することも多い。英名はCommon Map(地図チョウ)①成虫で越冬する。葉裏にへばりついて隠れる。(「ヤマケイポケッテガイド⑨ チョウ・ガ」より)
2011年9月22日、福岡県糟屋郡篠栗町に行きました。オトコエシに留まったイシガケチョウを見つけました。