イカル(斑鳩) スズメ目アトリ科

大きさ:L23cm。分布:留鳥または漂鳥として北海道から九州に分布、北のものは冬は暖地へ移動。環境:平地から山地の落葉広葉樹林。仮面をかぶったように顔が黒く、嘴は太く黄色い。雌雄同色。顔は紺色を帯びた黒色で、嘴は黄色。体は上下面とも灰色。翼と尾は黒く、初列風切に白斑がある。繁殖期に、キーキョコキーなどとさえずる。つがいは巣の周りにだけなわばりを持ち、数つがいが集まって繁殖、行動圏も重複する。昆虫も食べるが、主に草木の種子・果実を食べる。嘴で器用に果皮をはがして種子を食べたり、シイ・カシ類の堅果も丈夫な嘴で割って食べる。昔は採餌の様子から「豆回し」と呼んだり、嶋き声を月日星と聞きなし「三光鳥」とも呼んだ。冬は平地の社寺林や公園の林などにも現れる。(名前がわかる野鳥大図鑑より)

1月中旬、福岡県福岡市中央区の福岡市植物園に寄りました。木の枝に止まっているイカルを見つけました。

2020年1月17日 福岡市植物園