(2004年5月8日)
5月7日、2、3年振りに宝満山に登りました。
以前は1月に1回は登っていましたが、九重山に登る
ようになってからはなかなか頻繁に登る事はなくなった。
九重山の方が宝満山に比べて比較的楽に登れるからだ。
標高は九重山の方が高いのだが、交通の便の良さで相当
高くまでこられるので。
しかし宝満山はきつい。昔の山岳信仰の修験山伏の道場
として栄えた所だけは有る。石段ばかりの登山道の脇には
綺麗なシャガの花が疲れを癒してくれる。
30分に1回のペースで休憩をして、花の写真を撮る時も
休憩と同じぐらいの時間をとり、なかなか山頂には近づけ
ない。
傍らにはコガクウツギの愛らしい花も咲き出しました。
百段ガンギを登り切ると七合目だ。
石楠花の花がたった1つだけ咲いていました。
他の花はほとんど終わっていました。
宝満山はもともと石楠花が沢山有ったそうですが、盗掘
の為殆ど見られなくなったそうです。しかし心無い人がい
る反面、心有る人が石楠花の木を根気よく植えられてい
るそうです。植えてもすぐ盗っていく人も有るとか。
久し振りなので、竈門神社の駐車場から山頂まで3時間
みていたのですが、どうにか2時間半で着きました。
平日なのに多くの登山者に会いました。
家を8時に出て、駐車場を9時に出発し、11時半に山頂。
だいたい良い時間だな。お金の無い時にはここに登った方
が割安でいいかも。九重山に行くとガソリン代、高速代とお
金ばかり掛かるから。ここで体力を付けていろんな山に行
きたいな。
山頂から下を覗くと綺麗な花が眼に付いた。
どうもヤブデマリのようです。
山頂からキャンプセンターに降りると、ミヤマヨメナが
沢山咲いていました。
綺麗な花です。ミヤコワスレの色の薄いような花です。
ミヤコワスレの原種とも言われています。
下山後、竈門神社近くの都久志の湯に寄りゆた〜っと
してから帰りました。