ホオジロ(頬白) スズメ目ホオジロ科

大きさ:17cm。分布:留鳥または漂鳥として北海道から九州(薩南諸島まで)に分布。環境:平地から山地の草地、農耕地、疎林、河原。オスは頭上が茶褐色で、頭側線、頭眼線、顎線が黒く、眉斑と頬、喉が白色。上面は茶褐色で黒褐色の縦斑がある。胸や脇は茶褐色で腹は白い。メスはオスより淡色。林縁の藪や周りの草地に多い。オスは木の枝や電線にとまり、チョッピチュ・ピーチュゥ・チュチュリッなどとさえずる。主に地上で昆虫や植物の種子を食べ、地上や藪に枯れ草で皿形の巣を作り繁殖。定住性が強く冬もペアで過ごすが、そこに越冬に移動してきた個体が加わり、つながりのゆるい小群を作る。地鳴きはチチッチチッと鳴き藪の中からよく声が聞こえる。繁殖期は一夫一妻。巣作りと抱卵はメスがおこなうが、子育ては雌雄が共同でおこなう。鳴き声、聞きなしは、「一筆啓上仕り候」「源平ツツジ白ツツジ」などが有名。(名前がわかる野鳥大図鑑より)

5月中旬、大分県九重町の沓掛山に登りました。木の上の方で囀っているホオジロを見つけました。

2023年5月17日 大分県玖珠郡九重町 沓掛山