本州(愛知県以西)、四国、九州の山地の日当たりの良い草原などに生えるキク科の多年草。花期は8〜10月。草丈10〜30cm。頭花の総苞は幅8〜14mm。葉は長さ6〜11cmの細長い三角形で、裏面は白い綿毛に覆われている。この綿毛を、昔、火打ち石から出た火を移しとるのに使った火口に見立てての名前とか。
9月初旬、福岡県筑紫郡那珂川町の九千部山山麓に寄りました。山頂へと続く車道の脇でホクチアザミの花が咲いていました。