1週間ぐらい前に法華院温泉山荘をインターネットで料金などを調べ5泊6日で予約した。若い頃は九重は日帰りやテント泊が主だったが、退職してOB会の登山クラブに同行するようになってからは度々利用するようになった。2008年、2009年、2012年に泊まった記憶がある。この度は3ヶ月前に左足首を捻挫したことも有り、山頂は目指さず、坊ヶつる周辺を散策したり、温泉に浸かったりと、途中雨が降ることも考えてゆっくり5泊6日することにした。
6月29日、朝4時30分頃起きてHPのUP、朝食、諸々の準備をして6時30分に家を出る。太宰府I.Cから高速九州道に入り、鳥栖ジャンクションから大分道を進む。途中玖珠S.Aで休憩して九重I.Cで高速を降り、吉部登山口へと向かう。
吉部駐車場に人はいなかった。6日間も車を放置するのだから一言云っておきたかったのに。台の上に紙切れとチャック付きポリ袋が有ったので車の番号と日程とお金を入れて料金箱に入れる。暫く歩いて登山口に登山届けの用紙が有ったので、車の番号と日程を書いた。(宿泊5日目、宿の人から、以前、車を放置して乗っていた人の行き先が判らず問題になったことが有ると言われたので、私はちゃんとしていると答えた。)
この登山口からは登らず、ゲートの先を暫く歩いて右へ入り込む登山道を進む。暫く歩くと右手の方から暮雨の滝の水音が聞こえる。なおも進むと林道に出た。これは大船林道ではないなとそのまま横切り登山道を進む。2本目の林道に出たのでこれが大船林道と確信して坊ヶつるへ向けて歩く。
途中、大戸越しへの道が左側に有ったが無視して坊ヶつるへと進む。法華院温泉山荘のチェックインは午後2時なので坊ヶつるで昼食を済ませ宿に向かう。
宿泊1日目、夜中の3時半に目が覚めた。私の口に何か触る者がある。ゴキブリかと思い跳ね退けたらコオロギの仲間の「カマドウマ」だった。ピョンピョン跳ね回るのを捕まえて窓の外へ放り投げた。トイレに行くとそこでも2匹ピョンピョン跳ね回っていた。翌日、宿の者に「25号室に別名は有るの?」と言ったがぽかんとしているので「カマドウマの間」と言ってやったら「出ましたか」と言って笑っていた。
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