ヒレンジャク(緋連雀) スズメ目ヒレンジャク科

大きさ:20cm。分布:冬鳥として全国に渡来し、本州中部以北に多い。環境:平地から山地の林、市街地。キレンジャクより少し小さい。羽色はキレンジャクに似るが、過眼線は後頭に達し、初列雨覆と初列風切先端に白斑はない。大雨覆の先端は暗赤色で、次列風切の刃先は黒く、先端に赤色斑がある。本種はこの部分にロウ質の突起物はない。腹は黄色を帯び、下尾筒と尾の先端は赤色。キレンジャク同様、渡来数は変動が大きく、全く渡来しない年もある。ネズミモチ、ヤツデ、キヅタ、ヤドリギ、ナナカマド、ピラカンサなど多様な果実を食べ、繁殖期には昆虫も多く食べる。キレンジャクとヒレンジャクが混群になっていることも多い。名前は「連なって行動する雀のような鳥」の意味。本種は極東の狭い地域のみで繁殖・越冬する。(名前がわかる野鳥大図鑑より)

2月中旬、福岡県直方市永満寺の福智山ろく花公園に寄りました。駐車場の樹でヒレンジャクの群れを見つけました。

2019年2月16日 福岡県直方市永満寺の福智山ろく花公園