ヒナノウスツボ(雛の臼壺)

本州、(関東地方以西)、四国、九州の山の内陸山地の林内に希に生えるゴマノハグサ科の多年草。花期は7〜9月。草丈40〜100cm。茎の先の円錐花序にまばらに花をつけ、花冠は暗紫色、花の長さは7〜9mm。雌しべが先熟。葉は対生し、やや翼のある長さ1〜3cmの柄があり、卵状楕円形で長さ6〜11cm。

10月中旬、大分県由布市の倉木山山麓に寄りました。以前福岡県糸島市の、井原山山麓の渓流沿いで初めて見つけたヒナノウスツボがここにも咲いていました。

2018年10月12日 大分県由布市 倉木山山麓