ヒナノシャクジョウ(雛の錫杖)

本州(関東地方以西)、四国、九州(屋久島まで)の暗い常緑林内に生えるラン科ヒナノシャクジョウ属の腐性植物。根茎は球状で、地上部は全体が白色。茎頂に花を数個頭状につける。花は無柄、白色筒状で長さは6〜10mm。花被片は6個で合着し、外花被片3個は先で別れ、内面は黄色。内花被片は小型で副片状。花期は8〜10月。高さ3〜15cm。名前の由来は、小型で姿が僧侶のもつ錫杖に似ているからとの事。

8月中旬、佐賀県東松浦郡七山村の樫原湿原に寄りました。樫原湿原の監視員のプー太さんのHPにヒナノシャクジョウが咲いているとの情報を得たので早速来てみた。ぷー太さんがいたので案内して貰いました。今年の6月末、あるHPでヒナノシャクジョウ談義があったのでどうしても見たかった花です。今回見れて満足しました。来た甲斐が有りました。\(^O^)/

2002年8月14日 佐賀県東松浦郡七山村の樫原湿原