ヒナギキョウ(雛桔梗)

本州(関東地方以西)、四国、九州、沖縄の日当たりのよい道端や堤防などに生えるキキョウ科の多年草。花期は5〜8月。草丈20〜40cm。枝先に青紫色の花を1個ずつ上向きにつける。花冠は長さ5〜6mmの漏斗状で、上部は5裂する。この花を最初に見たのは昔々、学生の頃、博多湾の志賀島までサイクリングに行き、へたばって草っ原に寝ころんだ時、すぐ眼の所に可愛い花を見付けました。その時は花の名前は勿論判りませんでした。

7月上旬、勤務先の佐賀県鳥栖市村田町の会社の芝生で、可愛いヒナギキョウを見つけました。見付けた後、正門の総務の人に、「明日デジカメを持ってきて写すんだから引き抜いてはいかんよ」と念を押しました。すると相手も然る者、「早速、除草剤を買いに行かなきゃ」と、のたまわった。

2002年7月4日 佐賀県鳥栖市村田町