ヒメキマダラセセリ(姫黄斑挵) セセリチョウ科セセリチョウ亜科
①時期:ふつう年2回発生、5~6月と8月に出現。②生息地:樹林周辺の草地にふつうに見られる。③見られる場所:ウツボグサ、アザミ類などで吸蜜。獣糞にも集まる。④分布:本州~九州。
⑤大きさ12~17mm。
⑥雌雄:雄は地色が赤褐色で、黒い縁どりが明瞭。雌は地色が茶褐色で、黄斑が散らばる。⑦季節型:ない。⑧食草:イネ科、カヤツリグサ科植物各種。
林道わきの草むらなどを、びゅんと飛んでいく橙色系のはねをもつ小さなセセリチョウ。雄は特に素早く飛び、午後にはなわばりをつくって、侵入者を追い払うのが見られる。⑥雄の表面は橙色の地に黒縁どり、前ばねをななめに走るビロード状の性標がある。雌は茶褐色の地に黄色の斑紋が散らばる。(「ヤマケイポケッテガイド⑨ チョウ・ガ」より)
2024年6月18日、福岡県北九州市小倉南区の平尾台に行きました。可愛いヒメキマダラセセリがノハナショウブに留まっていました。