ハナイカダ(花筏)

北海道(南部)〜九州の山地に生えるミズキ科の落葉低木。花期は5〜6月。高さ1〜2m。葉は互生し、長さ4〜13cmの卵形または楕円形で、咲は鋭く尖り、ふちには鋸歯がある。淡緑色の小さな花が葉の表面の主脈の上につくので、葉を筏に見立てて花筏の名前が有ります。雌雄別株。雄花は数個ずつ付き、4個の雄しべが有る。雌花は普通1個ずつ付く。果実は直径7〜9mmの球形で黒く熟し、甘味が有るとの事です。

4月下旬、佐賀県唐津市七山の樫原湿原に寄りました。付近の藪の中でハナイカダの花が咲いていました。

2025年4月21日 佐賀県唐津市七山 樫原湿原付近