日本全土の海岸付近、浜辺の草地などに生えるアブラナ科の2年草。花期は3〜6月。草丈は30〜80cm。花の径は約2cm。浜辺に多く見られる事からついた名前で、大根が野生化して、先祖帰りしたものだと云うのが定説らしい。植物分類学者の牧野富太郎氏によれば、肥料を与えて栽培すると普通の大根となると云う。大根は地中海周辺又は中央アジアの原産と云われ、古い時代に中国を経て日本に入って来たとの事。万葉の時代は「おおね」と呼んで大根の字を当て、のちに音読みで「だいこん」と呼ぶようになったとの事です。
4月初旬、スクーターで福岡県糸島市井原の水無鍾乳洞に寄った後、糸島市志摩桜井の海岸に出ました。ハマダイコンの花が咲いていました。