ゲンノショウコ(現の証拠)

フウロソウ科の多年草。北海道、本州、四国、九州の野や山の道端などに分布。花期は7〜10月。草丈は30〜50cm。花の径は1〜1.5cm。名前の由来は本草が薬草としてすぐ効きめが現れることから来ているとの事。下痢止めとして良く効く。この花は山に限らず、昔は何処にでもある花だった。しかし今はあまり見かけなくなった。

9月中旬、大分県由布山麓を散策した。正面登山口から東登山口迄山の中を花を求めて彷徨った。車道に出て、また正面登山口に戻る道端に可愛いゲンノショウコを見付けました。山道を歩くと、どこでも見られる花ですが、ここのはひときわ輝いて見えた。白花のゲンノショウコは去年、玖珠郡九重町吉部付近で見かけました。

2002年9月14日 大分県由布岳山麓