本州(関東地方以西)、四国、九州の山地の林のへりや草むらなどに生えるナデシコ科の多年草。花期は7〜10月。草丈は50〜80cm。花の径は約4cm、花弁の先は丸い。名前の由来は、茎の各節が黒味を帯び、京都嵯峨野の仙翁寺で栽培された事によるもの。この草の仲間は仙翁と呼ばれる。
8月下旬、大分県別府市の由布岳正面登山口に寄りました。付近の林内でフシグロセンノウの花に出合えました。