フラサバソウ(フラサバ草)

ユーラシア原産、ゴマノハクサ科クワガタソウ属の2年草。畑や道端などに生える。葉はほとんどが互生し、長さ7〜10mmの広楕円形。4〜5月に直径4mmほどの淡い青紫色の花をつける。フランスの植物学者、フランシェとサバチェが、明治時代に日本の植物を研究し、日本植物目録(1875)に、長崎で採集されたと云う記録が有るが、長い間実物が見つからず、記録の誤りとされた事もあった。1937年に奥山春季氏が長崎で採取された標本を発見し、二人の名を記念してフラサバソウと命名されたとの事。

2月初旬、福岡県那珂川市山田を散策しました。近くの土手で可愛いフラサバソウを見つけました。オオイヌノフグリに比べとても小さい花です。

2024年2月4日 福岡県那珂川市 山田区