フクオウソウ(福王草)

本州、四国、九州の山地の木陰の生えるキク科の多年草。花期は8〜9月。草丈は35〜100cm。花の径は約1.5cm。全体に腺毛が多い。頭花は9〜13個の小花からなり、舌状花冠は紫白色で円錐花序に多数つく。花冠の舌状部は筒部の1〜3倍の長さが有る。名前の由来は、三重県菰野町の福王山に因むとか。

10月下旬、九重町の牧の戸峠から沓掛山に向かう途中の登山道にフクオウソウがまだ僅かに残っていました。

2021年10月29日 大分県玖珠郡九重町 沓掛山山麓