エンコウソウ(猿猴草)

北海道や本州、九州などの山のじめじめした所、湖や沼のまわりなどに生えるキンポウゲ科の多年草。花期は4〜6月。草丈は20〜50cm。花の径は2.5〜3cm(花弁状の萼)。名前の由来は花茎が長く伸びる姿をテナガザル(猿猴)に例えたものといいます。近似種として、花茎が長く伸びないリュウキンカや、花が大きく全草大形のエゾノリュウキンカなどが有ります。

4月下旬、熊本県阿蘇市一の宮町の原野に寄りました。リュウキンカによく似たエンコウソウがたくさん咲いていました。

2022年4月28日 熊本県阿蘇市一の宮町の原野