エゴノキ(野茉莉・萵苣木・轆轤木・斉墩果)

北海道〜沖縄の分布するエゴノキ科の落葉高木。別名チシャノキ。花期は5〜6月。木の高さは7〜15m。花の大きさは1.5〜2cm。5〜6月、小枝の先端に短い花序を出し、長い花柄の先に白色の花を下向きに開く。果実は緑白色の楕円形で、種子は1個。用途として、庭園樹、公園樹。薪炭材。材は玩具、杖などに利用される。また、果皮にはエゴサポニンが含まれており、新鮮な果実を洗濯石鹸の代わりに使用したり、麻酔効果があるのですり潰して川に流し、魚とりに使ったとも云われる。

5月下旬、福岡県那珂川市から佐賀県鳥栖市にまたがる九千部山にスクーターで上りました。途中の道端にエゴノキが咲いていました。

2022年5月22日 福岡県那珂川市 九千部山山麓