ダイミョウセセリ(大名挵) セセリチョウ科チャマダラセセリ亜科
①時期:年2~3回発生。②生息地:雑木林の林縁。市街地でも見られる。③見られる場所:スイカズラ、才力トラノオ、イボタノキなどで吸蜜。獣糞にも集まる。地上で吸水。④分布:北海道~九州。⑤大きさ:15~21mm。⑥雌雄:斑紋は同じ。⑦季節型:ない。⑧食草:ヤマノイモ科のヤマノイモなどの葉。
黒褐色のはねに白い紋、小柄ながら紋付に羽織袴の正装だ。④後ろばねの白帯が明瞭な西の大名(関西型)と、白帯が不明瞭な東の大名(関東型)がいて、天下の分け目は伊勢湾と若狭湾を結ぶあたり。境界あたりには、どっちつかすの中間型も見られる。驚くと、葉裏にぺたりと平伏してとまる習性がある。(「ヤマケイポケッテガイド⑨ チョウ・ガ」より)
2016年5月18日、大分県玖珠郡九重町の通水橋(右田井路橋)に寄りました。ダイミョウセセリがノアザミの蜜を吸っていました。