南アフリカ原産のサトイモ科の球根植物。自生地は水湿地帯。肥大した地下茎をもつ。別名オランダカイウ。花に見えるのは仏炎苞でろうと状の形状をしている。花期は5〜7月。草丈30〜100cm。花の大きさは仏炎苞の長さ7〜20cm。花図鑑にはオランダカイウで、別名カラーと載っていました。名前の由来は、オランダ船で運ばれてきたカイウ(海芋)という事。でも海芋はクワズイモの事で本種とは別物です。オランダカイウは色々種類が有り、他に、苞が黄色いキバナカイウ、葉に白い斑が入るシラホシカイウ、熱帯性のササウチワ(スパティフイルム)も有ります。
7月下旬、佐賀県東松浦郡七山村に寄った帰り、佐賀県佐賀郡富士町道路沿いの畑の土手に黄色いカラーを見付けました。これはキバナカイウですね。