2006年2月12日(日)〜2月16日(木)

アルツ磐梯・猪苗代スキーツアー   福島


(メンバー)

    松九会:藤井哲夫・和子夫妻、藤 重光、平内裕夫、西川光明、澤田 律

    福岡まいづる山岳会:一山 了、井上 孝、石内美佐子、柳瀬勝弘、甲斐道代、
              友清節子、元木政彦

 昨年2月、有志5名でアルツ磐梯スキーを試したが、費用も安くコースもなかなか良好だったので、再び計画した。今回は猪苗代スキー場にも足を運べると有って、楽しさ倍増となった。

 福島空港(郡山市)から夕暮れ(18:50)に、磐梯山麓の七ツ森ペンション村へ入る。初日の13日はアルツ磐梯の長いゴンドラ(2,400m)やリフト(1,900m)などで2,300〜2,800mものクルージングを楽しむ。

 翌日は猪苗代スキー場へ。天候もよく紺碧の空に映える白銀の磐梯山の鋭鋒を背に、正面の眼下には猪苗代湖が美しく広がる。左には安達太良山から奧に、全山スキー場か!と見まがうほどに白雪を被った吾妻連峰が眺望できる。ゲレンデはガラガラで、修学旅行の学生がいなければ、全くの貸し切り状態だ。オリンピックでスキーもボードも人気の競技となっているが、次代を担う若者はどこで滑っているのだろう?…。シニアばかりでは先が案じられる。

 夕食後にミーティングをするが、女性陣がなかなか顔を出さない…。暫くして風呂敷やスカーフで頬かぶりをした、田舎のお姐さん?5人が”おばんでぇやんすゥ!”と東北弁丸出しでやってきた!(うまいッ!と大爆笑…!)この日はバレンタインデーで、このオバサンたち即興のプレゼントを男性一人一人に手渡ししてくれた。さすが《”さくらのママ”》こと、友清さん、見事な東北弁と演技に、何とも楽しい賑やかな夜となった。

 3日目は天候が崩れ雨となったので、宿のオーナーにバスを出してもらい、街へ出て野口英世記念館や猪苗代湖に遊ぶ白鳥や鴨などの水鳥観光。午後からは空模様も回復して再びゲレンデへ出てスキーを楽しむ。

 最終日は、午後より帰途につく。ところが福島空港上空は濃い霧で、福岡からの機体が着陸出来ない!…名古屋への便もすでに欠航!…空港アナウンスは「まだ上空で旋回中、着陸できない場合は仙台に向かう」という。待ちに待った結果は?とうとう着陸できず!…帰れなくなって、もう1泊することになってしまった。バスで約1時間暗くなった郡山市内へ戻り、手配してくれたホテルへ。隣のコンビニで惣菜や弁当、飲み物を調達して、ホテルの狭いシングルルーム集まり酒盛りをする。

 余計な1泊と出費も増えたが、夕方16:50のフライトまで丸1日の時間を費やすため、朝から寒い風の吹き付ける中、郡山市内の観光地?を歩き回って帰ってきた。      (藤井哲夫 記)

 

 

福島空港へ

磐梯山麓の七ツ森ペンション村

 

 

猪苗代スキー場

 


 

 

猪苗代湖の眺め

 

 

 

   

  田舎のお姐さん?5人組

バレンタインデーのプレゼント

 

   

   

   

   

  野口英世記念館

   

猪苗代湖

もう1泊

   

   

   

機中よりの眺め 南アルプス

(写真 藤井哲夫)