アサギマダラ(浅葱斑) タテハチョウ科マダラチョウ亜科

@時期:普通4〜5月ごろに最初の羽化。その後1〜2回発生をくり返しながら、長距離移動する。A生息地:市街地〜高山帯。林のあるところで発生。B見られる場所:ミカン、オカトラノオ、ヒヨドリバナなどで吸蜜。C分布:本州(関東地方以西)D大きさ43〜65mm。E雌雄:雄の後ろばねに黒褐色の性標。F季節型:ない。G食草:ガガイモ科のキジョラン、イケマなどを食べる。
斑紋は浅葱(青緑)というよりも水浅葱色。ゆったりと、ほとんど羽ばたかす、りん粉が退化したはねに青空をすかしながら飛び、上昇気流に乗って舞い上がる。@夏になると、北または高地へ、秋になると南または低地へ移動する。種子島から福鳥県まで、直線距離で1000q以上の長距離飛行が確認されている。斑紋は半透明。薄絹ごしの風景が美しい。(「ヤマケイポケッテガイドH チョウ・ガ」より)

2024年6月10日、大分県由布市の倉木山山麓に寄りました。アサギマダラがノアザミの蜜を吸っていました。