(2005年10月4日)

松九会 第30回歩こう会

10月4日、松九会の第30回歩こう会に参加しました。

テーマは、国指定:特別史跡「基肄(きい)城」を歩く。

6km。今から1300年前ごろ、唐・新羅軍の日本侵略に

備えるため、筑紫国・大宰府を中心に水城、大野城と

共に築かれた「基肄城」の史跡探訪を兼ねた歩こう会

です。集合は龍光徳寺駐車場10時。車で駐車場に来

られた方、JR基山駅より世話人の来るまで送ってもら

った方、いろいろです。私はスクーターで来ました。

 

 

最近定年退職された方3人(左から3人)が今回から

歩こう会に参加され紹介されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

まず龍光徳寺の中を見学です。

いきなり長い石段です。

 

 

 

 

 

 

 

 

境内は広く、立派な建物が建っています。

五重塔まであります。

 

 

 

 

 

 

 

 

龍光徳寺を出て一路基山山頂に向かって歩きます。

昔、遠足で来たことがあります。

福岡の人は基山(きやま)と言うのですが、佐賀の人

は基山(きざん)と言います。

 

 

 

 

 

 

舗装道路から急坂を登ると山頂付近の稜線に出ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「基肄(椽)城跡」の石碑がありました。

展望台もあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

南方を見ると基山山頂が見えます。

手前のでこぼこしたところは「いものがんぎ」と言い、

形状が芋畑の畝(うね)に似ている事から。

この遺構の南側にある台形状の主郭へ、敵が侵入

するのを防ぐためのものです。

 

 

 

 

 

「いものがんぎ」を過ぎ台形状の山頂を目指します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山頂には巨石「タマタマ石」と天智天皇を記念した尖った

記念碑が建っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

山頂には基山町教育委員会の人(右端)が待っておられ

詳しい説明をしてくださいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

山頂を下り大礎石群を目指します。

いままでこの林の中に下りたことはありませんでした。

まさかこんなところに大昔に建物があったとは思っても

みませんでした。

 

 

 

 

 

 

花崗岩を柱の基礎とした礎石建物跡です。

大昔は城内を一望できる場所だったとの事ですが

今では周りを鬱蒼と木々が覆っています。

 

 

 

 

 

 

 

基山町教育委員会の人が熱心に説明してくださいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北帝(北峰)まで行く予定でしたが代わりに大礎石群

を見たので変更して山頂付近に戻りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

そろそろ昼食の時間です。

丘を越えれば昼食タイム。

 

 

 

 

 

 

 

 

やれやれと昼食をほおばります。

少し曇っていて展望はあまり利きませんでしたが開放感

溢れる場所です。

 

 

 

 

 

 

 

あとは下るだけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

龍光徳寺駐車場に着きました。

ここで解散です。

バスの時間にだいぶあるので皆さん乗り合わせで

帰られました。

私はスクーターで山道を帰りました。