アオバセセリ(青羽挵) セセリチョウ科アオバセセリ亜科

①時期:ふつう年2回発生。5~6月、7~8月に見られる。南西諸島では発生回数がふえる。②生息地:樹林の周辺。③見られる場所:レンゲ、ウツギなどで吸蜜。獣糞にも集まる。④分布:本州~南西諸島。⑤大きさ:23~31mm。⑥雌雄:雌は大きく、後ろばね表の外縁が黒い。⑦季節型:夏期に発生する個体は青みが強い。⑧食草:アワブキ科植物各種。
カワセミを思わせる鮮やかな飛行服に身を包み、まっすぐにわき目もふらずに飛んでいく。夏、うんと早起きすれば、渓流近くで彼女達が花にぶら下かって蜜を吸う姿が見られるだろう。②活動時間帯は早朝と夕方。日中は茂みに隠れて休息する。⑥雄は夕方、孤を描くように飛んで、なわばり行動をとる。(「ヤマケイポケッテガイド⑨ チョウ・ガ」より)

2020年6月2日、大分県由布市庄内町の男池園地寄りました。アオバセセリがバイケイソウに留まっていました。