3月のわすれ雪   (2007年3月7日)


 3月7日、最近ホソバナコバイモが咲き始めたとの情報をWebで得たので行ってみることにした。天気予報は曇りで昼から晴れると言う。家を出るときチラッと雪らしきものが見えたがすぐに止むだろうと思った。福岡市早良区のコンビニでパンを買ったが外に出ると細雪が勢いよく降り出した。大丈夫だろうと目的地に向かった。福岡県前原市の水無鍾乳洞付近にホソバナコバイモが咲いているに違いないと思っている。水無鍾乳洞の駐車場に行くには細い道で離合しにくいので手前のきとく橋の手前に車を停める。そこからアンの滝を経由して水無鍾乳洞付近までいくつもりだ。

 遊歩道は工事中で通行禁止の看板が有ったが行けるところまで行こうと出発した。この道は初めて通る。登山道には白梅・紅梅が咲いているが雪もうっすら積もっている。進んで行くごとに積もった雪の量が多くなる。50分でアンの滝に着いた。なかなか見応えの有る滝だ。ここから井原山頂を名指さず水無鍾乳洞方向へ向かう。すぐに着くと思ったがアップダウンの繰り返しでなかなか着かない。雪も少しづつ深くなる。細雪も降り止まない。もうお昼を過ぎた。まだかなまだかなと思いながら足を進める。

 やっと水無林間歩道と合流した。ここで昼食をとろうとしたが適当な木陰がない。仕方がないので細雪が降る中パンを頬張る。食べ終えてあたりを見回すと目的のホソバナコバイモが雪の中で咲いていてくれました。1眼デジカメのNikonD70は去年の1月雨に濡れて壊れたが半年以上ほったらかして直ったようだった。だから持ってきたのだが雪に濡れるのでジャンパーの中に包み込むようにしていたら又おかしくなっていた。エラーが出てシャッターが切れない。結露が原因かも知れない。

 こういう事もあろうかともう1台コンパクトの防水カメラを持ってきているのだ。1眼デジカメはリュックの中に直しこんでコンパクトカメラで写す。これでもよく写る。帰路は往路を戻らず水無鍾乳洞へと向かう。雪の道、通った跡はあったが駐車場に車は無かった。ここから私の車の有るきとく橋まで歩いて戻る事にする。途中ショウジョウバカマを見つけた。ツクシショウジョプバカマは白色だがこれは淡く紫がかっていた。ほかにウバユリの芽吹きやアオキの芽吹きを楽しみながら登山口を目指した。

白梅・紅梅が咲いているのに雪が降った

ヤツデの葉っぱに雪が積もっている

シダにも雪が…

雪はそれほど積もっていない

見事なアンの滝

雪はだんだん目立ってくる

アップダウンの繰り返しだ

雪椿というのかな?

カンアオイの葉っぱを見つけたので少し掘ると
花が出てきた

うっすらと雪化粧をしている

やっと水無林間歩道に出た

ちゃんと道標が付いている

 

雪に埋まって見られないだろうなと思っていた
ホソバナコバイモに出会えました

水無鍾乳洞を目指します

水無鍾乳洞駐車場からきとく橋まで戻る途中の
道端でショウジョウバカマを見つけた

これはウバユリの芽吹きの様だ

雪の中のアオキの赤い実は映える

アオキの花も咲き出しそうです